24回日本ヒト脳機能機能マッピング学会

ご挨拶

顔写真

第24回日本ヒト脳機能マッピング学会

会長 尾内 康臣

(浜松医科大学 生体機能イメージング研究室 教授)

この度、第24回日本ヒト脳機能マッピング学会を2022年2月28日(月)~3月1日(火)の2日間浜松のアクトシティ浜松コングレスセンターで現地開催することになりましたのでご案内申し上げます。

本会は、MRI、PET、SPECT、EEG、MEG、NIRSなど様々なイメージング技術やTMS,TES, DBSなどの脳刺激手法を駆使して、基礎と臨床の両面から記憶、認知、学習、言語、などの認知機能の解明と、その発達や障害, 機能回復等に関わる神経科学の理解を深め、脳疾患の治療に貢献する技術や方法など、意見を交換することを目的としております。実際に様々な脳疾患を診る臨床医(脳神経外科、脳神経内科、精神科、放射線科、リハビリテーション科など)、脳の謎を探求する神経科学・心理学、情報・工学等の研究者が個々の専門領域を超えて集まり、学際的な活動を行う大変ユニークで貴重な会となっております。今回は、電磁波も脳波も広義の光と捉え、光技術を使って脳生理・脳病態を紐解くことをテーマとしました。

新型コロナウイルスがもたらすnew normalの社会がどのようなものか現在その試行錯誤の時期にありますが、できればold normalだった直接対話式の議論を復活したいと考えて、現地開催に努めたいと考えております。特に若手の皆さまの熱意はモニターの向こうからは伝わりにくく、ぜひ、若き家康の土壌・浜松に来て大いに議論して、皆さまの熱い想いを「晴天を衝く」勢いで語れる会にしたいと考えております。皆様の多数の演題応募とご参加をお願い申し上げます。